進行中の臨床試験
膵癌術後のオリゴ肺転移に対する肺切除に関する 多機関共同後ろ向き観察研究( JON2106-P)
- 対象となるがん
- 膵癌
- 使用される新薬(治験薬)
- 種類
- 臨床試験
- 相
- 治療ライン
- 二次治療, 二次治療以降
- 実施方法(治験のデザイン)
- 膵癌術後のオリゴ肺転移*に対して、①肺切除を含んだ治療を受けた症例と肺切除を受けず全身化学療法のみを受けた症例の全生存期間を比較し肺切除の意義を検討すること、②肺切除を受けた症例における予後因子を明らかにすることを目的とする。*本研究におけるオリゴ肺転移の定義は、肺の片葉に限局する転移とする。
- UMIN登録番号
- UMIN000046808
- 研究代表者
- 大阪国際がんセンター 消化器外科 高橋 秀典
- 施設代表者
- 聖マリアンナ医科大学病院 腫瘍内科 梅本 久美子
- 進行状況
- 登録中
臨床試験に参加いただける患者さんの身体状況(患者選択基準)
2009 年 1 月から 2019 年 12 月までの間に膵癌に対して根治切除が行われ、2020 年 12 月31 日までに肺転移に対し治療が開始された症例
膵切除検体で病理学的に腺癌と診断されている。
膵切除後初回の再発が肺の片葉のみであり、肺再発に対して化学療法または肺切除術が行われている。
※再発の診断は画像診断に基づき、肺切除の結果、膵癌肺転移再発以外の病理診断であった症例も調査対象に含む。
上記症例は臨床経過により以下の 3 群に群別できる。
① 肺転移再発の診断後、先行肺切除を受けた患者(Upfront surgery for pulmonary metastasis; S-PM 群)
② 肺転移再発の診断後、先行化学療法を受けた後に肺切除を受けた患者(Surgery for PM after upfront chemotherapy, SuC-PM 群)
③ 肺転移再発の診断後、全身化学療法のみを受けた患者(Chemotherapy for PM, C-PM群)
膵切除検体で病理学的に腺癌と診断されている。
膵切除後初回の再発が肺の片葉のみであり、肺再発に対して化学療法または肺切除術が行われている。
※再発の診断は画像診断に基づき、肺切除の結果、膵癌肺転移再発以外の病理診断であった症例も調査対象に含む。
上記症例は臨床経過により以下の 3 群に群別できる。
① 肺転移再発の診断後、先行肺切除を受けた患者(Upfront surgery for pulmonary metastasis; S-PM 群)
② 肺転移再発の診断後、先行化学療法を受けた後に肺切除を受けた患者(Surgery for PM after upfront chemotherapy, SuC-PM 群)
③ 肺転移再発の診断後、全身化学療法のみを受けた患者(Chemotherapy for PM, C-PM群)