進行中の臨床試験
Ramucirumab抵抗性進行胃癌に対するramucirumab+Irinotecan併用療法のインターグループランダム化第III相試験(RINDBeRG試験)
- 対象となるがん
- 進行・再発胃癌・食道胃接合部癌
- 使用される新薬(治験薬)
- イリノテカン単剤療法 vs ラムシルマブ + イリノテカン併用療法
- 種類
- 臨床試験
- 相
- 第Ⅲ相試験
- 治療ライン
- 二次治療以降
- 実施方法(治験のデザイン)
- ラムシルマブを含む化学療法に不応となった進行・再発胃癌・食道胃接合部癌を対象とし、イリノテカン+ラムシルマブ併用療法の臨床的有用性をイリノテカン単剤療法を対照群として検証する。
- UMIN登録番号
- UMIN000023065
- 研究代表者
- 大阪大学大学院医学系研究科
佐藤 太郎 - 施設代表者
- 聖マリアンナ医科大学
伊澤 直樹 - 進行状況
- 登録終了
臨床試験に参加いただける患者さんの身体状況(患者選択基準)
- 組織学的に腺癌であることが確認されている切除不能進行または再発の胃癌(食道胃接合部腺癌も含む)である。
- 前治療としてラムシルマブを含んだ化学療法が施行され、画像上の増悪が確認された。
- イリノテカンの投与歴がない。
- フッ化ピリミジン系薬剤、プラチナ系薬剤、タキサン系薬剤に対して不応・不耐である。
- 画像上の評価可能病変を有する。(RECISTv1.1による測定可能病変または測定不能病変)
- 登録時年齢が20歳以上である。
- ECOG performance status(PS)が0-1である。
- 経口摂取が可能である。
- 主要臓器(骨髄,心,肺,肝,腎など)に高度な障害がなく、治療開始時の臨床検査が以下の規準を満たしている。
- 登録日から90日以上の生存が期待される。
- 本試験登録前に試験内容の十分な説明が行われた後、患者本人から文書による同意が得られている。