先輩からの声

先輩からのメッセージ

「まずこの人に」と患者さんに頼られる医師を目指して

専攻医 河合 広樹

2025年度入局

専攻医 河合 広樹

令和3年Hungary, Pécs, University of Pécs, Medical School(医学部) 卒業
令和5年湘南藤沢徳洲会病院 研修医
令和7年聖マリアンナ医科大学臨床腫瘍学 任期付助教
入局した理由・きっかけ

家族が抗がん剤治療を受けながらがんと闘っていた姿を間近で見たことをきっかけに、がん診療に携わる医師になりたいと、漠然と考えていました。医学生時代は手術や放射線治療にも興味を持ちましたが、臨床初期研修で患者さん一人ひとりの背景に応じたレジメン選択を行う指導医の姿に強く惹かれました。そのような診療を自分も担えるようになりたいと感じ、腫瘍内科を専門にすること、なかでも臨床・研究に力を入れている聖マリアンナ医科大学臨床腫瘍学講座への入局を志望しました。

専攻医 河合 広樹 ひとこま
医局の雰囲気や研修体制

医局は若い世代が多く、診療や研究でちょっとした疑問が生じたときにもすぐ周囲に相談しやすい、とてもオープンな雰囲気です。週1回のカンファレンスでは、コメディカル含めて全員で治療方針を議論し合い、レジメン選択や内科的管理について活発に意見交換を行える点に大きな学びがあります。

また医局には医師だけでなく秘書や研究補助スタッフもおり、事務手続きや研究関連のサポートをてきぱきと行ってくださるうえ、人柄もフレンドリーで日々とても過ごしやすい環境です。こうしたチーム全体の支えの中で、臨床・研究ともに安心してチャレンジできる研修体制が整っていると感じています。

今後の目標について

今後はまず、内科全般の幅広い症例を経験しながら診療能力を高め、専門医の取得を目指したいと考えています。日々の診療を通して、病態を総合的に捉えた上で適切な治療方針を提案できる「まずこの人に相談したい」と患者さんに頼っていただける医師になることが目標です。

腫瘍内科領域は、新たな治療法やバイオマーカー探索など、臨床発の研究の余地が大きい分野だと感じています。今後はそうした研究にも携わり、治療選択肢の拡大や予後の改善に少しでもつながる形で、日々の診療に活かしていければと考えています。

寄り添う医療を原点に、内科の総合力と専門性を磨く

専攻医 八木 智也

2025年度入局

専攻医 八木 智也

令和5年日本医科大学医学部医学科 卒業
令和5年横浜労災病院 研修医
令和7年聖マリアンナ医科大学臨床腫瘍学 任期付助教
令和8年聖マリアンナ医科大学大学院医学研究科(臨床腫瘍学専攻)入学
入局した理由・きっかけ

私は医学生の臨床実習で、がん患者さんのセカンドオピニオン外来を見学させていただく機会がありました。その際、根治が難しい患者さんに対しても、患者さんの思いに寄り添い、よりよい人生を歩めるよう支える医療の重要性を感じるとともに、腫瘍内科という診療科に魅力を感じました。

抗がん剤治療は日々進歩しており、同じがん種であっても、病期、遺伝子変異、全身状態、患者さんの価値観によって治療選択は大きく異なります。また、治療効果や副作用の評価、支持療法、緩和ケアまで含めて長期的に患者さんと関わり、その時々で最善の方針を考えていく点に、腫瘍内科医としてのやりがいを感じました。

また腫瘍内科は、日々の臨床で生じた疑問を研究につなげ、将来的に実臨床の改善に還元しやすい分野でもあります。聖マリアンナ医科大学腫瘍内科では、幅広いがん診療を経験しながら、若手のうちから学会発表や臨床研究にも取り組める環境があり、自分の目標に向かって成長できる場所だと感じ、入局を決めました。

専攻医 八木 智也 ひとこま
医局の雰囲気や研修体制

医局は若い先生も多く、日々の診療で迷ったことや疑問に感じたことを相談しやすい雰囲気です。カンファレンスでは、専攻医であっても治療方針について自分の考えを述べる機会があり、上級医の先生方から丁寧にフィードバックをいただくことで、実践的に学ぶことができます。

内科専攻医としての研修では、消化器がんを中心に、さまざまながん種の薬物療法、支持療法、緩和ケア、オンコロジックエマージェンシーへの対応などを経験します。腫瘍内科は抗がん剤治療だけでなく、感染症や血栓症などの合併症、治療中の副作用マネジメント、がんによる疼痛の管理、終末期医療に至るまで、幅広い内科的知識が求められる診療科です。

また、内科専攻医として、腫瘍内科以外の内科診療科についてもローテートを柔軟に組むことができ、がん診療を学びながら、内科医としての総合力も高められる点が当院の魅力だと感じています。

さらに、臨床だけでなく研究についても相談しやすい環境があります。自分の関心のあるテーマについて、週1回上級医の先生と相談しながら進めていくことができ、日々の診療で生じた疑問を研究につなげていける点も、当科の大きな魅力だと思います。

今後の目標について

まずは内科専門医、がん薬物療法専門医の取得を目指し、患者さんに安心して治療を受けていただける腫瘍内科医になりたいと考えています。そのうえで、臨床で生じた疑問を大切にし、臨床研究を通じてがん診療の分野に貢献していきたいです。

将来的には、留学にも挑戦したいと考えています。世界のがん診療や研究に触れ、そこで得た経験を日本の臨床に還元できる医師になることが、私の最終的な目標です。臨床と研究の両方に真摯に取り組み、患者さんによりよい医療を届けられる腫瘍内科医を目指してまいります。

和やかな雰囲気と、幅広い年代が活発に意見交換できる場が魅力

2024年度入局

専攻医 牧野 有花

令和4年聖マリアンナ医科大学医学部医学科 卒業
令和4年聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院 研修医
令和6年聖マリアンナ医科大学臨床腫瘍学 任期付助教
入局した理由・きっかけ

私は神奈川県内の高校を卒業後、聖マリアンナ医科大学に進学しました。在学中に家族をがんで亡くした経験から、がん診療に携わりたいと考えるようになりました。在学時には興味のある診療科で研究内容を体験できる期間があり、腫瘍内科を選択したことで、さらに興味を持つようになりました。初期臨床研修でも腫瘍内科を選択し、精力的なディスカッションを行いながらエビデンスに基づいたがん診療を行っている点に魅力を感じ、入局を決めました。

医局の雰囲気や研修体制

医局の雰囲気:2025年4月現在、専攻医は4人在籍しています。医局全体の年齢層も比較的若く、子育て中のスタッフも多くいます。カンファレンスは学年を問わず発言しやすく、活発な意見交換が行われています。専攻医も、診療業務や学習において生じた疑問を日常的に質問しやすい雰囲気です。飲み会などのイベントでは、みんなで和やかな雰囲気で楽しんでいます。

研修体制:卒後3年目で入局する場合は、聖マリアンナ医科大学の内科専門医研修プログラムに参加します。腫瘍内科のほか、他診療科や連携施設もローテートできます。 腫瘍内科研修では、消化器癌を中心に様々な癌種の化学療法を経験でき、一般的な内科管理や、疼痛コントロール等の緩和ケアも学ぶことができます。専攻医には指導医が付き、その指導医が主治医となっている患者を一緒に担当します。病棟業務のほか、指導医の外来見学なども行うことができます。週に一回の科内カンファレンスでは、病棟や外来の患者について、全体で治療方針を検討します。専攻医は入院患者についてプレゼンテーションを行います。化学療法レジメンや内科管理について質問されることもあり、自分なりに答えを出したりそれに対するフィードバックをもらうことで、理解を深めることができます。

今後の目標について

内科専門医研修プログラムを修了後、内科専門医を取得し、さらに研修を行ってがん薬物療法専門医を取得したいと考えています。同じ癌種であっても、背景疾患や生活状況、考え方は様々であり、それぞれの方に適切ながん薬物療法や緩和ケアを行えるような腫瘍内科医を目指しています。

最後に

少しでも気になると感じていただけましたら、ぜひ一度、見学や研修にお越しください。実際の雰囲気や業務の様子をご覧いただき、当医局に興味を持っていただけたら嬉しく思います。

スタッフ同士よく相談ができる、アットホームな環境

2023年度入局

専攻医 小川 和起

令和3年富山大学医学部医学科 卒業
令和3年聖マリアンナ医科大学病院 研修医
令和5年聖マリアンナ医科大学臨床腫瘍学 任期付助教
入局した理由・きっかけ

私は小さい頃に親族をがんで亡くした経験から、抗がん剤の開発をしてみたいと考えていました。神奈川県内の高校を卒業し、医学研究に携わるために医学部へ入学しました。4年次の講義で腫瘍内科という存在を知り、自分に合っている専門領域だと思い、進路として考えるようになりました。

大学卒業と同時に、地元かつ腫瘍内科がある聖マリアンナ医科大学病院で初期研修を行い、研修医2年目の時には実際にがん診療に参加しました。自分は元々研究を志して医学部へ進学しましたが、がん診療の現場を目の当たりにして、自分もがん患者さんのために診療を行いたいと思いました。聖マリ腫瘍内科はエビデンスに基づいた質の高いがん診療、地域に根ざした医療を提供しており、また、臨床のみならず研究も盛んに行っており、やりたいことができる環境だと思い入局を決めました。

医局の雰囲気や研修体制

主任教授を筆頭に、大学本院の医局としては比較的若いメンバーで成り立っている講座です。デスクは一部屋にまとまっており、スタッフ同士でよく診療や研究の相談をしています。臨床の疑問点や調べても分からなかったことを上司に相談しやすく、専攻医としても良い環境だと思います。また、医局にはスタッフの他に秘書・研究補助員もおり、一致団結して診療・研究を行っています。

納涼会や忘年会、学会出張時の飲み会などイベントも多く、和気あいあいとした雰囲気です。

次に研修体制です。専攻医は様々な癌腫の化学療法、がん終末期医療など入院管理を主に学びます。チームは2つに分かれており、どちらかのチームに配属となり指導医がつきます。主に指導医の患者を診ますが、同じチームの入院患者のサポートも行います。病棟業務が一通り終わると、指導医の化学療法外来の見学、初診患者の病状説明への同席など外来研修を行います。外来が終わると指導医とともに病棟に戻り、病棟の確認をします。ここまでがおおまかな一日の流れです。週1回のカンファレンスでは入院患者のプレゼンを行い、全体から意見をもらいます。相談症例提示の時間では、化学療法レジメン選択について質問が来ることもあり、回答してフィードバックをもらいます。

今後の目標について

内科専攻医プログラム終了後に内科専門医を取得し、その後はがん薬物療法専門医を目指します。患者の気持ちに寄り添ったレジメン選択、緩和ケアができる腫瘍内科医になりたいです。

研究も並行して行い、生命予後を改善するようなデータを出すことが目標です。治療選択に影響するバイオマーカーの検索に興味があります。また、元々創薬を志して医学部へ進学したので、抗がん剤の開発に携わりたいです。

専門性を生かして、臨床から研究までできる環境

2022年度入局

久保田 洋平

平成24年昭和大学医学部医学科 卒業
平成24年東京医療センター 研修医
平成26年土浦協同病院消化器内科
平成28年武蔵野赤十字病院消化器科
平成30年国立がん研究センター東病院消化管内科 レジデント
令和3年土浦協同病院消化器内科
令和4年聖マリアンナ医科大学臨床腫瘍学 助教
入局した理由・きっかけ

私は医師3年目から消化器内科医として消化器全般の診療を幅広く行ってきました。その中でも特に化学療法に興味を持ち、7年目から国立がん研究センター東病院で専門的なトレーニングを受け、治験や臨床研究にも携わりました。当初は消化器内科のサブスペシャリティとして化学療法を得意にしたいと考えていましたが、がん診療や治療開発の最前線で経験を積む中で、今後も治験・臨床試験に関わりながら、新規治療を個々の患者さんに最適化するために必要な臨床研究を行いたいと思うようになりました。一度は一般消化器内科に戻ったものの、これまでの経験を生かして消化器がんの臨床と研究ができる最適な職場を探し、当講座に入局することにしました。

 当講座は多くの治験・臨床試験に参加しており、さらに様々なオリジナルの臨床研究が行われているため、当方のように臨床をしっかりやりながら、治験・臨床試験にも携わり、臨床研究もやりたいという医師にとって最適な環境だと思いました。また、腫瘍内科ではありますが消化器がんがメインの講座でありこれまでの経験が活かしやすいという点や、生まれ育った地元の病院だったため地元に還元できるという点も個人的には大きかったです。

ワークライフバランスについて

基本的にカンファレンスが勤務時間内の17時までに終了するように予定されているため、仕事が終われば17時に帰宅することも可能です。平日夜は、自宅で研究等の仕事をすることもできますし、飲みに行ったりジムに行ったりなどプライベートの予定を入れることもできます。なお、2024年4月から医師の働き方改革に伴いタイムフレックス制が導入され、よりフレキシブルに働けることが期待されます。

また、病棟はチーム制になっているため有休休暇も比較的とりやすいです。連休とうまく組み合わせれば、海外も年数回は行けます。私の場合、2023年は学会のサンフランシスコのほか、休暇でシンガポール、ゴールドコースト、プーケットに行くことができ、ホノルルマラソンにも参加することができました。試験の立ち上げや論文作成など忙しい時期には仕事に集中しつつも、息抜きも適宜とれますし、メリハリのある生活がしやすい環境だと思います。

力を入れている治療・研究テーマ

元々胃癌を中心に臨床研究を行っており、上部消化管をメインで臨床研究を行いたいと考えています。入局後、砂川先生や医局のサポートメンバー、他施設の先生方に御協力いただき、食道癌の特定臨床研究(FLONTALE試験)を立ち上げ、最近やっとスタートすることができたので、まずはこの試験を無事に完遂させたいです。このほか、以前から携わっていた胃癌の新規標的であるClaudin18.2に関する臨床研究も今後続けていきたいと考えています。

メッセージ

これまで医師10年目前後での入局者が多かったですが、近年では研修医上がりの3年目の先生も毎年入局してくれています。医局員は、私も含め地域のがんセンターで研修を経験した医師が多いのも事実ですが、当講座には様々なバックグラウンドを持った中堅医師が多く、幅広い知識・経験を教えることができますし、当講座で十分なトレーニングができると思います。

また、当講座の一番の特徴は、砂川先生が各先生のやりたいことや目標に合わせて臨床や研究ができる環境作りをしてくださる点にあると思いますので、まずはしっかり臨床をやって専門医を取得したいという若手の先生から、自身の研究を行いたい中堅の先生まで様々な先生方のニーズに答えられる環境だと思います。

腫瘍内科医の1日(最も忙しい曜日)

7:30
リサーチカンファレンス

各先生の研究の進捗報告をした上で、検討すべき内容について皆で検討します。新しい研究の立案などについても相談が可能です。

8:15
朝回診

担当患者さんを回診し、状態の把握をして当日の検査や診療内容について確認をします。 チームによる回診も定期的に行い、患者さんの状態を共有して検査や治療方針についてチームで検討します

9:00
外来

週1回の初診外来、週2回の再診外来があります。 初診は、近医からの紹介や消化器内科・外科などからの紹介依頼もありますし、原発不明癌などの精査依頼なども来ます。 再診は、緩和的化学療法や周術期化学療法の患者さんをメインに診療しますが、治験や臨床試験の患者さんもいます。

12:30
昼休憩

13:30
腫瘍内科カンファレンス(臨床について)

入院患者さんや外来の新患患者さんについて共有し、治療方針について科内で検討を行います。

15:00
午後回診

担当患者さんを回診し、診察をします。当日の検査などの結果を確認したり、必要に応じて処方・指示などのオーダーをいれます。

午後回診の様子
15:30
医局カンファレンス(業務や研究について)

医局の事務および研究補助員の方も含め、業務に関する事項や、各研究や臨床試験の状況について共有します。

16:30
治験カンファレンス

CRCさんを含めて、治験についての情報共有を行います。

17:00
必要に応じて病棟業務、外来予習などを行います。

臨床業務が終わったあとは、医局で研究等の仕事をしたり、早めに帰宅することもあります。

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