大腸癌
切除不能大腸癌患者を対象とした後方治療としての Biweekly Trifluridine/Tipiracil+Bevacizumab 療法の患者内用量漸増試験(E-BiTS study)
大腸癌
三次治療, 三次治療以降
登録終了
対象となるがん | 大腸癌 |
使用される新薬 (治験薬) |
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種類 | 臨床試験 |
相 | |
治療ライン | 三次治療, 三次治療以降 |
実施方法 (治験のデザイン) |
切除不能進行再発大腸癌患者を対象として、計画的に患者内で FTD/TPI(トリフルリジン・チピラシル)の用量を増量する Biweekly FTD/TPI+BEV(ベバシズマブ)併用療法において有効性と安全性を単群第Ⅱ相試験で探索すること。 |
UMIN登録番号 | jRCTs041220085 |
研究代表者 | 愛知県がんセンター 薬物療法部 谷口 浩也 |
施設代表者 | 聖マリアンナ医科大学 助教 武田 弘幸 |
進行状況 | 登録終了 |
臨床試験に参加いただける患者さんの身体状況(患者選択基準) | 1)病理組織学的診断(大腸癌取り扱い規約第 9 版)により切除不能進行もしくは再発の大腸腺癌と診断されている。 2) 登録日の年齢が 20 歳以上である。 3) ECOG PS 0 もしくは 1 である。 4) 測定可能病変を有する。 5) 以下の標準薬物療法に、不応*または不耐**である。 ① フッ化ピリミジン系抗がん薬、オキサリプラチン、イリノテカンの 3 剤全て ② 血管新生阻害薬(ベバシズマブ、ラムシルマブ、アフリベルセプトのいずれか) ③ RAS 野生型では抗 EGFR 抗体薬(セツキシマブ、またはパニツムマブ) ④ BRAF 変異型では BRAF 阻害薬(エンコラフェニブ) ⑤ MSI-H では免疫チェックポイント阻害薬(ペムブロリズマブ、またはニボルマブ) *周術期薬物療法は最終投与から約 6 か月以内の再発を不応とする。 **有害事象による拒否や投与不適を含める。 6) FTD/TPI の治療歴がない。 7) 経口摂取が可能である。 8) 3 か月以上の予後が期待できる。 9) 登録前 14 日以内の最新の検査値が以下のすべてを満たす。 ① 好中球数 ≥ 1,500/mm3 ② 血小板数 ≥ 7.5×104/mm3 ③ 総ビリルビン ≤ 1.5 mg/dL ④ AST ≤ 100 U/L ⑤ ALT ≤ 100 U/L ⑥ 血清クレアチニン * Cockcroft-Gault 式(推算 Ccr(ml/min)=(140-年齢)×体重(kg)× 0.85(女性)/(72×血清 Cr(mg/dL))による推算、または 24 時間蓄尿 での実測値 ⑦ 尿蛋白(試験紙法)1+以下、または UPC (Urine Protein Creatinine)比 ≤ 2.0 10) 試験参加について患者本人から文書で同意が得られている。 |